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スフレを穴だけ残して食べる方法

Collingwood

「芸術作品が鑑賞者の心を表現するとき:分析美学とコリングウッド」資料公開

アメリカ哲学フォーラムで「芸術作品が鑑賞者の心を表現するとき:分析美学とコリングウッド」という発表を行いました。 たとえば、私たちは特定のポピュラーソングを指して、自分の感情を(自分ではうまくできなかった仕方で)うまく表現していると言うこと…

「自己を表現し、理解し、再解釈すること:アンリ・マティスの場合」資料公開+あとがき

哲学若手研究者フォーラムにてワークショップ「美学と自己」を開き、そこで「自己を表現し、理解し、再解釈すること:アンリ・マティスの場合」を発表しました。 今回の発表は、ケーススタディだけで構成された内容であり、自分の研究としては初の試みです。…

「表出性と創造性:表出説を改良する」日本語要旨+あとがき

『新進研究者 Research Notes』(第5号)に「表出性と創造性:表出説を改良する」が掲載されました。 この論文について、要旨、問題意識、あとがきを記してみます。 要旨と問題意識 本文中の要旨が英語表記のため、日本語版をこちらに掲載します。 分析美学…

レイ・モンク、ギルバート・ライルの暗黒面について

児玉聡さんの「オックスフォード哲学者奇行」を読むのはじつに楽しい。 これは、オックスフォード大学にゆかりのある哲学者にまつわるエピソードを紹介する連載記事で、分析系の哲学者のあいだでも話題になることがある。 連載で最初に取り上げられる人物は…

言語と他者理解に関するコリングウッドの知られざる一節

Collingwood, R. G. 1938. The Principles of Art. Oxford University Press. The Principles of Art 作者:Collingwood, R. G. Read Books Amazon R・G・コリングウッド『芸術の原理』には言語と他者理解に関する深い洞察がある。 ここで印象的な一節を抜き…

「芸術作品を情動そのものとして理解する方法」資料公開(+質疑応答)

先日哲学若手研究者フォーラムで行った発表「芸術作品を情動そのものとして理解する方法」のスライド資料になります(発表の時点では別ファイルにしていた文献リストを追加してあります)。 スライドだけ見ても議論を十分に把握するのは難しいでしょうが、断…

情動表出に関するコリングウッド『芸術の原理』の有名な一節

Collingwood, R. G. 1938. The Principles of Art. Oxford University Press. 哲学若手の発表で使う予定が、時間に余裕がなく、結局使わなかった一節。 せっかくなので訳出したものをここに載せておきます。 コリングウッドの情動表出の理論の要点が詰まった…